とあるYouTube視聴者のつぶやき

男。20代独身貴族。YouTubeのヘビーユーザー(^^)/

老犬介護で寝不足に...ツライときは体調を崩す前に対策を!

昨日は久しぶりに友人とご飯へ。
風邪ひとつ引かない健康体な友人が珍しく目の下にクマを作ってお疲れ気味だったので、理由を聞いてみたら「老犬の介護で寝不足が続いている」とのことだった。

どうやら家族でローテーションしながら老犬の介護をしているが、最近は老犬の昼夜逆転が酷くて眠れないほど大変らしい。

近い将来、犬を飼いたいと思っているのでお世話の仕方など色々調べていたけれど老犬介護については盲点だった。

でも言われてみれば犬も歳を取るしゆくゆくは介護が必要になりますよね。
寝不足は避けては通れない道なのか。何か対策はないのか?

ということで今日は友人から聞いた話を踏まえて老犬介護について書いていこうと思います!

 

【目次】

 

老犬介護で寝不足になると飼い主のメンタルに悪影響が・・・

人間は寝不足が続くと怒りの感情が強くなると言われています。
皆さんも寝不足だと些細なことでイラっとしてしまいませんか?
なんだか心の余裕がなくて怒りっぽくなる...。僕も経験したことがあります。

これは幸せホルモンが衰退してネガティブな刺激に神経が過剰反応しているから。
人は睡眠中にストレスを整理していくのだが、睡眠不足だと脳が上手に整理することができずにストレスを蓄積してしまう。結果、脳機能が弱まり不安やうつ病などメンタル面にマイナスな影響を与えるそうです。

そして睡眠不足の恐ろしさはこれだけではなく、糖尿病、高血圧、体重増加など生活習慣病認知症など様々な病気のリスクに繋がるみたいです。

たかが寝不足などと侮ってはいけませんね。

老犬介護で寝不足になる理由

老犬介護と一言に言ってもやることはたくさん。
食事の介護から排泄の介護まであらゆる身の周りのお世話をします。
ひとつひとつの介護が積み重なって飼い主が寝不足になるのですが、なかでも寝不足になる1番の大きな理由は老犬の睡眠時間の変化。

まず顕著に現れるのが睡眠時間が長くなること。
成犬よりも長く眠るようになり時には1日に18~19時間ほど眠ることもあるのだそう。

でも寝てくれているぶんには介護の必要がないので良いですよね。
問題は長く眠ることではなく、日中に眠りすぎたことで夜眠れず脳が覚醒してしまうことだという。

成犬は人間の生活リズムに合わせて日中活動して夜に眠るという生活サイクルで生きています。
そのため飼い主もゆっくり休むことができますが、老犬は昼間に長く寝たぶん夜に起きてしまうので飼い主も寝不足になってしまうというわけです。

また、睡眠時間が長くなる一方で寝つきが悪くなるというパターンもあるとか。
これは昼間寝ているわけではないのに夜も眠れず、いつもスッと寝ていた時間に眠れなくなったり、寝てもすぐに起きてしまう、ちょっとした物音で起きてしまうなど眠りが浅くなってしまうのだそう。

こうしたケースは睡眠時間が十分ではないため、老犬も寝不足になってしまい、人間と同じように幸せホルモンが衰退して身体的にも精神的にも悪影響を及ぼします。

寝不足は人間にとっても老犬にとっても恐ろしいものというわけです...。

 

【老犬介護で必要な介護】

  • 食事の介護
  • 排尿や排泄の介護
  • 床ずれへの対応
  • 散歩のサポート
  • 口内ケア
  • グルーミング など

老犬の認知症も寝不足の原因になる

どうやら犬も人間と同じように認知症を発症するのだそう。
そしてそれが飼い主の寝不足に繋がることも。

認知症になると体内時計がずれて昼夜逆転生活になり、夜になると遊びたがり、夜鳴きをしたりと飼い主の寝不足の原因になってしまう。
友人の犬も認知症を発症しているらしく、最初は「クーンクーン」というかわいい夜鳴きだったものが、次第にもっとアピールしようと「ワンワン」と吠えるようになったと話していました。
さらに認知症の症状により攻撃的になってしまいゲージをガシガシ噛むのだそう。

こうした夜中の物音って結構目立ちますよね。
飼い主の寝不足になるだけでなく近所迷惑になることもあるのかなと。
それに老犬も鳴きたくて鳴いているわけではないはず…。

睡眠を削ってまでも老犬に寄り添う気持ちがなんとなく分かる気がするな。

寝不足を回避するための対策はある?

とはいえ、飼い主の健康を考えると連日の寝不足は回避するべきだと思います!
老犬介護の負担を減らせるならそれに越したことはない。
そこで老犬介護による寝不足を回避するための対策についても調べてみました。

対策①:適度な日光浴と運動をさせる

日光には動物の体内時計を正常化させる力があります。
よく「起床後に太陽光を浴びるとスッキリする」と聞いたことありませんか?

太陽光には幸せホルモンと成長ホルモンを分泌する効果があり、一定時間浴びることで安定した精神状態を保ち生活リズムを整えるそうです。

また適度な運動も重要で、昼間にある程度体力を使っておくと夜もぐっすり眠れるとか。
ただし老犬は体力が少ないので無理しない範囲でしてあげましょう。

対策②:寝床の環境を見直す

夜ゆっくり眠るためには快適な寝床を作ってあげることもポイント。
寝床の素材は柔らかく通気性抜群で洗える素材が良き。
老犬になるとトイレの失敗が増えてしまうため常に清潔に保てる方がいいとのこと。

それに加えて室温を24℃前後にするとさらに良い。
人間と犬とでは感じる温度が若干異なるため愛犬の高さにかがんでみて配慮してあげましょう。

対策③:老犬ホームに預ける

老犬介護の悩みを1番効率よく解決する方法が、老犬ホームに預けることだと思います。
老犬ホームとは飼い主に代わって老犬のお世話をする施設です。

老犬を預けるのはかわいそうというイメージを持っている人もいると思いますが、(僕も最初は思っていた)実際は第2の家という感じで老犬が安心してくつろげる空間になっていて、なんなら老犬介護のプロがお世話をしてくれるから適切な介護を受けられると利用者が増えているみたいなんです。

手厚いサポートが評判の老犬ホーム「THEケネルズ東京」

たとえば東京都目黒区にある老犬ホーム「THEケネルズ東京」 では24時間有人体制で管理、夜間巡回を行っているので昼夜逆転している老犬や寝つきが悪い老犬も安心して任せることができるし、短期預かりから一生預かりまで幅広いプランがあるから老犬や飼い主の状態に合わせて預ける日数を決めることができます。

寝不足が続いているからどうにかしたいけど急にずっと会えなくなるのは寂しい...
そんなときに心強いサービスではないでしょうか!!

あと友人から聞いたのですが老犬ってトリミングを断られる時があるらしいんです!
ケネルズ東京では年齢制限なくトリミングも行ってくれるので預ける以外にも嬉しいサービスを受けることができます。

寝不足を回避するためのお勧めグッズ

◆フードプロセッサー
老犬は飲み込む力が弱くなっているため、ご飯を柔らかくすると誤飲防止になります。しかし毎食分ふやかすのは時間がかかり大変な作業。
そんな時にミキサーやフードプロセッサーがあると簡単に食事の用意ができるので負担を減らすことができます。

◆人間用のオムツ
寝たきりや泌尿器の病気を持つ老犬はトイレが間に合わないこともしばしば。
オムツがあると床を汚さずに済むので掃除の手間を省くことができます。
実は中型犬以上の犬なら人間の赤ちゃん用オムツでも代用することができるとか。
人間用は枚数がたっぷり入っていることと、犬用に比べて安いのでコスパが良きです。

◆カートやキャリーバック
散歩に行くのが難しい老犬はカートやキャリーバックで出かけるのもOK!
外の空気を吸わせ日光を浴びることで生活リズムが整い、夜もしっかり寝てくれます。

老犬介護を助けてくれる便利グッズ

●介護用食器
寝たきりの老犬でも食べやすい介護用食器。
柔らかいシリコン製だと自在に形を変えることができ食べやすい形状に変えることができます。
また持ち手がついていれば飼い主が介護するときも楽々です。

●食事台
老犬になると足腰が弱くなりふんばりも効かなくなります。
食事台があると下を向かなくても食べることができるので、安心して食事をすることができます。

●スロープ
家の中の階段や段差にスロープを置いてあげると負担なく上り下りすることができます。とくに老犬は前傾姿勢での負荷が苦手なため角度調整できるスロープだと愛犬の歩幅に合わせられるので安心。

 

他にも飼い主を助けるグッズがいくつかあるので、悩みが解決出来そうな便利グッズを調べてみることも寝不足を回避するひとつの方法だと思います!!

寝不足は危険!老犬介護は無理しない範囲で!

友人の話を聞いていると、老犬介護は犬のことだけでなく介護をする側の身体的・精神的健康を保つことも重要なんだなと思いました。

そして老犬介護に寝不足は付き物だけど対策する方法はあるし、老犬ホームに預ければ寝不足から脱却することができるので辛くなったら頑張りすぎず誰かに頼るのも全然ありだと思いました。

寝不足は体調不良の原因になりますからね。
愛犬といつまでも一緒に居るために、まずは飼い主が健康でいることが大切です。

寝不足でお疲れ気味の友人は頑張りすぎてしまう性格なので老犬ホームに預けるという選択肢があることを教えたいと思います!
僕も将来犬を飼って介護するときがきたら老犬ホームを視野に入れてみます。